大切にするもの some important things

甘えや依存心をなくし、基本的生活習慣をしっかり身に付けます。

朝起きて顔を洗い、朝ご飯をしっかりと食べて歯磨きを済ませ、時間に遅れないように保育園に向かう。途中で人と出会ったら「おはよう」と挨拶を交わし、着替えを済ませたら帽子やかばんを決められた場所にきちんと整理して・・・一日の保育園生活が始まる。
ごく当たり前の取るに足らない事のように思えますが、その何れもが子どもたちの成長の過程で身に付けて行かなければならない大切なものばかりです。
「おはよう」のご挨拶。「ありがとう」の感謝の気持ち。集団の中で生活するためのルールや約束、生活のリズム・・・それらは子どもたちの成長の土台であり、今、この時期に身につけなければ身につかない・・・とても「大切なもの」だと考えています。

自立心や自主性を大切にしながら、「生きる力」を育みます。

保育園のエントランスでは、公園に遊びに出かける1歳児たちが自分で靴をはいたり、公園から戻ってきたら自分で靴を脱いだりする場面に出会います。
「自分のことは自分で」・・・が、仁保育園の合い言葉。1歳児だって、その「こころ」はしっかりと受け継いでいます。 長い時間を、みんな一緒の空間の中で過ごす子どもたちにとって、生活のリズムや集団としてのルール、自分のことは自分で・・・の自立心が求められます。

 

色々な遊びを楽しみながら、友だちとのつながりを深めます。

大人にとって、「遊び」は時間やエネルギーの浪費に過ぎないと考えるかも知れませんが、子どもたちにとっての「あそび」は集中力や持続力を育み、社会性を育て、お友だちとの関わりの中で人間関係のいろはを学ぶ、大切な時間です。
長い時間を同じ空間の中で過ごす子どもたちは、子ども同士の触れあいの中で生じる摩擦や、感情のぶつかり合いと無縁ではいられません。そうした中で、お友だちといさかい無く遊ぶためにはどうしたら良いか、いさかいが起こったらどう解決すれば良いのか・・・を学ぶ場でもあります。 もし、お友だちからいやなことをされたら、その気持ちをしっかりと相手に伝えることが出来るたくましさを身に付ける時間でもあります。

 

心と身体のバランスがもたらす、充実感や瞳の輝きを大切にします。

朝、登園の途中に咲いている花壇の花を「きれいだな〜!」と感じる小さな心の動き。みんな一緒の手遊びを「楽しいね〜!」「もっとやりたいね!」と夢中な子どもたちの心のうねり。朝のおやつに出されたクッキーの「おいしそ〜!」。先生が読んでくれる絵本の世界に広がる子どもたちのま〜るく豊かな想像の世界。お誕生日会で「おめでとう!」とみんなからお祝いされる時の、恥ずかしさと誇らしさの入り交じった感覚。
その時々を(しっかりと充実して)生きている子どもたちだけが手に入れることができる、凜(りん)と引き締まった表情や瞳の輝きを・・・大切にしたいと考えています。

 

「食」は成長の土台。食育を通して心身の健康を図ります。

成長期の子どもたちにとって、「食」は成長を支える土台ともなる大切なものです。偏った栄養や食生活の乱れが子どもたちの心身の成長に影響を与えるとしたら、決してないがしろにすることは出来ません。 ただ、好き嫌いをなくすだけでなく、「いただきます」「ごちそうさま」の感謝の気持ち、食事のマナー、食後のお片付けや歯磨きなど、トータルな食育を心がけています。

 

安全安心の食材を使って、毎日温かくおいしい給食を食べてもらえるように頑張っています。